人生の手綱を握っているかどうかが、人の幸福度を左右する。
やりたいことがあるけど、踏み出せない人へ
やりたいことがあるのに、やらないほうが僕には怖いって話は少し前にしたけど、そこについてもう少し触れておきたい。
強烈にやりたいことがある人なら、誰が何と言おうと勝手に動き出しちゃっていると思うので、やりたいことはあるけど踏み出せてなくて、何となく満たされない気持ちを抱えたまま日々を送っている人に向けて書こうと思う。
もし、あなたがすでに社会人なら、いきなり仕事を辞めて、やりたいことの世界へ飛び込むようなことは決してすすめません。
僕はそれをやってしまうタイプの人間なんだけど、とても人にはすすめられない。
でも、興味を持てるものがあるなら、まず小さいことからでいいから始めてみる。
もう、これしかないと思う。
空いている時間に、必要なものや知識を集め、一日のうち少しでもいいから時間を確保して、実際に手を動かす。
休みに日にはどっぷりそれに浸かることもしてみる。
やりたいことを、あなたの生活の一部にしてみてください。
そして、どうせやってみるなら、その道のスペシャリストになるくらいのつもりでやった方が、絶対に人生が面白くなるのでおすすめ。
趣味や楽しみでもいいのだけど、最初からそう決めてしまうと、それ以上にはならないから、もっと踏み込んだ方がいい。
そうすると、まず視点が変わるから、入ってくる情報の量も質も変わる。
取り組んだときの緊張感も違うから、上達度が大きく変わってくる。
その分、人生も大きく動き出す。
自分がなりたい姿や行きたい世界を、なるべく具体的に想像してみるのもいい。
でも、その想像図はきっとどんどん変わっていくから、最初はぼんやりとしたものでもいい。
なぜなら、想像できるのは、その時点での自分からの視点や想像力でしかないから。
想像した姿へ近づいていくと、必ず新しいことが見えてくるから、そこで修正を入れて、より具体的な姿を描き、またそこを目指せばいい。
実は、そこにたどり着けるかたどり着けないかは、一番重要なことではなかったりする。
最初から失敗を目指す必要はもちろんないけれど、失敗って、その時点では失敗でも、後でそれが重要な起点になってたりするから、あまり気にしない方がいい。
これは僕の経験上の考え。
でも、やるときはたどり着けると信じて、そのための方法を探して行動をする。
トライアンドエラーの繰り返しでデータを集める。
そうすると、自分がアップデートしていく。
この作業は、楽しい。
何が楽しいかって、すべて自分で選んで、決めて、考えて、体を動かすから、その結果も、感じたことも、何もかもが全て身になること。
皆がしているからとか、誰かにしなさいと言われたものではないから、触れそうなほどの実感を持てる。
僕も、まだやりたいこと、たくさんあります
僕は還暦だけど、まだこれから色んなことに挑戦しようと思っている。
やりたいこともあるし、やらなきゃいけないこともある。
やれることはたくさんあるけど、きっと諦めることも出てくるだろう。
今までも、色んなものを捨てたり、途中で断念したりしてきた。
僕は、音楽の道に進もうと最初は思っていた。
でも、それは早い段階で諦めた。
友人の中には、夢を叶え音楽で生きている人もいる。
今まで世界で活躍するミュージシャンを撮影することもあった。
彼らを撮影するとき、僕は少し嫉妬する。
僕が行けなかった世界。諦めた世界。
カメラマンになったことに一切の後悔はないけれど、
この切ない気持ちは、きっとずっと抱えていく。
でも、そんなしょっぱい気持ちも人生のスパイスだよな~って思える。
それは、今、僕がその後の道で頑張ってきたからだと思う。
僕が持っている残り時間は、若い人よりも当然少ない。
けど、未来に向けて動けるのは「今」しかない。
これからの人生の初日は今日。
それは誰でも一緒。
そう考えると、動いてた方がいいよね。
できることはある。
人生の手綱、握ってますか?
結局、人生の手綱をちゃんと自分で握ってきたかどうかが、人の幸福度に大きく影響するのだと思う。
時代背景や個人の性格に左右されるだろうけど、少なくとも僕はそうだ。
「やったらできたかも知れない。でもやらなかった」
こんな思いを抱えて、生きていくのは辛い。それに、もったいない。
やってみてダメだったら、「これは自分には向いていなかった」とか「この方法では上手くいかなかった」とか、何かしらの結果が手に入る。
その方がずっといい。
もう一度整理して書いてみる。
もし、やりたいことがあるならば、以下の3つをまずやってみて欲しい。
①小さいことからでいいので、とにかく動いてみる。
②どうやって動いたらいいのかということを、調べまくる。
③興味のあるものに対して、オタクと言えるくらい詳しくなる。
この3つが全てできるようになると、自分の中でそれが当たり前のものになる。
習慣になっていくから、憧れではなくリアルになっていく。
あとは、最初はぼんやりとでいいから目標を設定して、そこに向かって一つ一つ積み上げていく。
そうすれば、今、自分の行動がどこにつながっているかがわかるから、モチベーションも保ちやすいし、達成感も得られる。
軌道修正、方向転換、路線変更、大いにありです。
楽しいですよ。
【こちらはYouTubeの動画をブログにしたものです。
元動画はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=pv_ChDhHth0&t=74s
※ブログだけの話もありますので、ぜひ両方お楽しみください。】